コラボについて


5/15に開催していた
白井商事株式会社と浜松学芸高校の
浜松注染について合同展示発表会
を見学に行った



ざっくりとしたコラボ製品の内容は
学生がデザインした図案を元に
プロのデザイナー、注染工場の職人
などの企業側と生徒が
製品化に向けてコラボして制作した
浜松注染ゆかたとなる


パネルディスカッションでは
苦労した点などが話されていたが
やっぱり、コラボの難しい点である
「お互いを知る」
ということにご苦労したようだ

デザインは、自由な発想でできるけど
いざ染めるとなると、技法の限界があり
そのデザイン通りに染めることができない
つまりデザインする側も
生産過程を知らなければ形にならない
きっと職人さんとデザイナーさんの
熱いバトルがあったことだろう

これは、浴衣だけに限らず
すべてのモノづくりに当てはまることで
デザインは、生産方法・コスト・規格に
大きく影響され
デザイナー独りよがりでは形にならないが
だからと言って
セオリー通りだと変化がなく面白みにかけ
従来通りのものしかできない
それを折り合いをつけ
妥協点を見つけて形にしていく
そんな部分が新しい創造の苦しみ
なんだと思う


いろいろな経験をして
製品を生む苦しさは知っているつもりだけど
新たな価値の創造への挑戦
楽しみながら、進めていきます!

2021年05月17日